珠吉日記

日々の戯れ言やら写メをUPしていくサイト。

PHSの閉塞感

PHSが好きで、ずっと使っている珠吉です。こんにちは。
PHSはよいところが結構あります。
 
音声定額は、同じPHS間なら24時間無料。
連続で2時間45分以上使いそうなら、一旦切断。
再接続すれば、事実上ずっと無料で電話できる。
 
メールも無料。
同じPHS間だけでなく、PCや、携帯宛のメール、
画像を添付しても料金は変わらない。
 
上記の二つは、月額2900円でどちらも利用できる。
複数契約されていれば、片方の人は2200円で利用できる。
 
Web定額は、他の携帯より安い。上記+2100円で利用できる。
さらに携帯上だけでなく、PC接続でも利用できる。
 
弱電波なので、人体への影響は少ない。
ヨーロッパでは電波の強さが人体に影響があるとして、
電波強度に強い規制がかかっている。
PHSの電波は、この規制よりもはるかに低い。
だから、医療機関などではPHSを使われる。
 
 
でも、どんなによいところがあっても、それはシェアには反映されない。
PHSは終わった、とは昔には言われていたことだけれど、
PHSはその利点でもって、まだ新しいものを見せてくれると、思ってたけど。
今ほど、PHSの行き場がないことを、感じないことはない。
PHSは、やっぱりどんなに頑張っても、これ以上シェアは増やせないのだと。
 
MacWindowsと同じ位置に立てないように。
ベータがVHSと同じ位置に立てないように。
 
 
PHSは、データ専業に戻るべきだ。
音声を利用したシステムに、PHSとしての未来はない。
データ専業としても、それほど広い未来はない。
でもそれでもいい。細々とやっていけばいい。
音声はSKYPEメッセンジャーの音声機能などに任せて、
情報端末として特化するべきだ。
 
そして、MSNメッセンジャー(または互換システム等)が、
通常端末で使えないのは通信キャリアとしては問題だと思う。
メッセンジャーは間違いなく、メールの上位互換だからだ。
そしてメッセンジャーのシステムは、パケット単価の低いPHSと相性がいい。
 
現在別に不自由することもないため、携帯への乗り換えは考えていないけど、
そのうち通話用のPHSは携帯への移行をすることになっていくのだろうなあ。