珠吉日記

日々の戯れ言やら写メをUPしていくサイト。

携帯でネトゲ

docomoからスマートフォンが大量投入されると聞いて、
色々と感慨深いものがよぎった珠吉です。
 
正直今回はWillcom信者的にかーなーりキモイので、
(とはいえdocomo批判とかではないのは念を押しておく)
無理に読まなくてよいと思うのでこの辺で
続きを読みたくない奴はスルーするのがよい。
続きを読みたい猛者は↓をクリック。
 
まだモノクロ3行液晶の端末を使っていた頃、
俺はDDIポケット(旧Willcom)に夢を抱いた。
正確には、携帯と比較した破格に安価な通信費に。
 
夢はオタクらしいものでいて単純。
「手のひらに仮想現実を持ち歩くこと」。
言ってみればサイバーパンクのようなものに憧れていたのかな。
 
そして繋ぎ放題(データ定額)プランが始まった時、確信した。
DDIポケットが一番夢に近いぞ、と。
調べてみれば繋ぎ放題が開始したのは2001年。
正直長すぎたくらいだけど、あと一息まで来たのだ。
 
PCカードでの繋ぎ放題、
携帯端末での繋ぎ放題、
AH-3001Kでのフルブラウザ
スマートフォン投入、
UMPC+PHSであるD4の投入。
とにかく理想に近かったのはWillcomだった。
 
今もって理想にはWillcomが一番近い。
WillcomにD4があり、他のキャリアにはないからだ。
しかしサイズがまだでかすぎて、理想に及ばない。
いや、PCのOSを載せるという方向では、もう限界なのかもしれない。
 
となれば、スマートフォンで本格的なネットゲーが出来ることが、
今一番理想に近いことだと思える。
しかしスマートフォンの市場はまだ未成熟で、
ゲーム開発をするにはまだ難しい状況だった。
Willcomのシェアからくる限界を、ここで感じることになった。
 
そこで、docomoスマートフォン大量投入の話を聞いて。
docomoのインフラがあれば、スマートフォンの市場はかなり広がる。
docomoのガチガチの規制を考えれば、
スマートフォン用のまともなネトゲ
一気に増えるとは考えにくいけれど、
docomoが大量投入となれば、auも投入量が増え、
今後は市場が急拡大していくだろう。
 
ただ、docomoなど他のキャリアでの問題点は、その通信キャパにある。
昔よりそのキャパはだいぶ大きくなったとはいえ、
そのキャパは未だにWillcomが一番余裕があると感じる。
その通信環境が改善されない以上、ネトゲは難しい。
 
そこに、WillcomXGP端末の発表。
そのXGP端末のうち一つは、無線LANで他の端末と通信が出来る。
そしてスマートフォンの大半は無線LANを持っているのだ。
ということは、docomo等キャパの少ないキャリアの端末と、
XGP端末を持てば相互補完で一番理想に近くなる。
 
docomoLTEを投入するなら、それもよい。
とにかく、携帯で仮想現実を持ち歩くという
理想には確実に近づいている。
そしてWillcomはそう望んだことではないとは思うけれども、
結果としてここへ来るまでの道程を切り開いてきた。
 
正直、土管屋に戻ると言っていた方向性と真逆の現状、
Willcomはだいぶ無理をしているのだなと思う。
XGP端末の完成をもって、土管屋に戻るのが一番よい。
ありがとうWillcom。あともう少しだ。