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作画をより上手くならなくてはならない。
その理由を、日々忙殺されていく中で忘れてしまう。
それを思い出したので、忘れないうちに書き留めておく。
　
　
何故作画の上達を目指すのか。
くさいことを言えば、それは自由のためだ。
　
昔は好きな作品をもらっても、好きなようには出来なかった。
信頼も、それを勝ち取る技術もない。
また、相手が求めているものもわからず、それ以上のことも出来なかった。
　
上手ければ。
それを求めてくれるパートナーも居てくれる。
信頼も裏切らない形で返せる。
また、少し自由に作っても、それをよしとしてくれる、こともある。
　
自由に、と言ったって、自分のやりたいことなどそんなに決まっているわけじゃない。
信頼できるパートナーと長く仕事をやれば、自分が自由に出来る仕事をくれることもある。
自分をより活かしてくれる仕事をくれることもある。
その中で、自分が思っても居なかった、自分のやりたい新しいこと、もできることもある。
　
それもこれも、技術や諸々の上達があってこそ。
　　
　　
そして今後のこと。生きていくために、上達しなければならない。
　
今後はTVアニメはどこまでいくのか、わからない。
今はYoutubeなどがあり、それだけで満足する人もいる。
(その層が昔のビデオメインの層とどれだけ違うかはわからない。
もしかしてあまり変わっていないのかもしれないけど。)
　
でもそれだけでなく、3Dもだいぶこなれてきた。
TVアニメで3Dと言えば、今ではキャラでも使うときもある。
その分、簡単な作画の仕事は減るかもしれない。
(その分アニメ作品が増えるだけかもしれないけど。)
　
TVアニメの本数も数年前と比べて落ち着いた。
その時が多かっただけという話もあるだろう。
しかしその時と比べて、仕事が減ったというのは事実だ。
(幸いにして、自分自身は仕事が減ったということはないが、それも作画の上達を目指してきた結果だと思う。)
　
TVアニメだけでどこまで生活していけるのかは、正直わからない。
劇場アニメの成功もある。
これからは、劇場アニメも増えていくだろう。
劇場アニメではTVアニメレベルの作画だけでは仕事をすることができない。
そういう意味でも、作画の上達はしていかなければならない。
　
　
…できるなら、同人も自分で作れるようにならなきゃなぁ…